2025年度(第18回)鈴木万平糖尿病国内賞 審査結果
「2025年度(第18回)鈴木万平糖尿病国内賞」の受賞者が決定しました。
受賞者、推薦者及び受賞理由
個人
受賞者 |
橋本 祐子 氏
医療法人社団 亮仁会 那須中央病院 看護師 |
推薦者 |
内海 香子 氏(日本糖尿病教育・看護学会 理事) |
受賞理由 |
2006年よりとちぎ糖尿病スタッフの会の理事を務め、2021年からは「とちぎCDEJの会」を立ち上げ、会長として牽引・活動し、多くのCDEJの資格保留に貢献してきた。また、フットケアや高齢糖尿病患者の看護にも精通し、各種研修会の開催や講演を通じて栃木県近隣の医療者の教育・支援に尽力しており、コロナ禍でのWEB開催では、その活動が全国的に知られた。さらに、その啓蒙活動は介護施設にも及び、訪問看護ステーションとの連携強化にも貢献している。
これらの活動には一貫性があり、所属施設を越えた活動の難しさが時にある中、一看護師としてできる糖尿病地域医療における活動の先駆的なモデルとして、波及効果も大きく、これらの業績は本賞に値する。
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団体
受賞者 |
神奈川県内科医学会糖尿病対策委員会(代表 松葉医院 院長 松葉 育郎氏) |
推薦者 |
寺内 康夫 氏(日本糖尿病学会 理事) |
受賞理由 |
1980 年代から長きにわたり、神奈川県内の地域に根差した開業医が中心となって、大学などの医療機関、行政、患者団体、KLCDEと有機的に連携することで、県内の実情に合わせた糖尿病対策を推進してきた。特に、非専門医や医療従事者への研修会開催による継続的な啓発活動は県内の糖尿病診療の向上に多大な貢献をしたと共に、糖尿病合併症予防や重症化予防、学術活動にも精力的に取り組み成果を得てきた。その包括的かつ組織的活動は「神奈川モデル」として日本全国の多くの医師に広く認知され、影響を及ぼす成功例となっている。
これらの活動は長きに亘り、一貫性があり、その波及効果も大きく、上記の業績は本賞に値する。
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過去の受賞者
お知らせ News
2023年度(第16回)鈴木万平糖尿病国内賞においてチーム受賞されました
「佐賀県糖尿病コーディネート看護師(代表:佐賀大学 永渕 美樹 氏)」が、
佐賀テレビにて紹介されました。
詳細はこちらから