第4回 鈴木万平糖尿病国内賞 受賞者

受賞者、推薦者及び受賞理由

団体

受賞者 群馬県糖尿病メディカルスタッフの会(通称:グメスの会)
業績 群馬県における糖尿病医療スタッフ向けの会の設立と20年間の活動
推薦者 戸所 文生 氏(日本糖尿病協会 理事)
受賞理由 群馬県糖尿病メディカルスタッフの会(通称:グメスの会)は糖尿病患者教育に関心を持つ医療スタッフのスキルアップ(研修)を目的として1990年10月に設立され、以後約20年間にわたり糖尿病療養指導の向上に積極的に取り組んでこられた。約1,000名にも及ぶ会員向けの機関誌「グメス通信」の発行や2010年には第115回を数える例会の企画・開催、また日本糖尿病協会群馬県支部と連携した糖尿病セミナー、ウォークラリーの開催など、この地域において糖尿病療養指導の中心となり数多くの実績を残してこられたことは、本賞に値する。

個人

受賞者 北村 信一 氏
業績 日本糖尿病療養指導士認定機構の設立、同認定制度の確立及び糖尿病療養指導士の育成
推薦者 鈴木 裕也 氏(日本糖尿病協会 理事)
受賞理由 日本糖尿病学会、日本糖尿病協会合同の糖尿病療養指導士養成に関する検討委員会の委員長として、卓越した指導力と統率力を以って成案をまとめ、関係学会の協力のもと2000年に日本糖尿病療養指導士認定機構を設立するとともに、同機構の初代理事長として認定制度を確立・運営してこられた。また、東京都済生会中央病院・向島病院において約50年にわたりチーム医療による糖尿病療養指導を実践してこられたこと、認定機構の理事長を退任されてからも東京地区において認定後の糖尿病療養指導士の技術向上に貢献しておられることは、本賞に値する。