2022年度(第15回)鈴木万平糖尿病国内賞 審査結果

「2022年度(第15回)鈴木万平糖尿病国内賞」の受賞者が決定しました。

受賞者、推薦者及び受賞理由

個人

受賞者 佐藤 利昭 氏
隠岐の島町国民健康保険五箇診療所 所長
推薦者 谷澤 幸生 氏(日本糖尿病学会 常務理事 中国四国支部長)
受賞理由 島根県における糖尿病医療地域格差克服のためメディカルスタッフ教育に取組み、また島根県全域に亘って、糖尿病診療のネットワーク造りに努力して、地域における糖尿病療養レベル向上へ多大に貢献した。さらには離島の診療にも活動の場を広げて地域包括ケアを推進している。
これらの活動には一貫性があり、人材や医療資源が必ずしも十分ではない日本全国の地方・僻地における糖尿病療養指導のモデルケースとして波及効果も大きく、これらの業績は本賞に値する。

団体

受賞団体 特定非営利活動法人 国際糖尿病教育学習研究所
(代表者 芳野 原 氏)
推薦者 小川 渉 氏(日本糖尿病学会 理事)
受賞理由 NPO法人として25年の長きに亘り兵庫県を中心に医師、薬剤師、看護師、管理栄養士、臨床検査技師、理学療法士等を対象とした各種研修会を開催し、糖尿病の教育啓蒙活動を行っている。   
2009年より東京地区にも活動を広げ、年4回程度研修会を開催している。コロナ禍の2020年に入ってからは、ハイブリッド方式で研修会を再開した。設立以来、延べ1万人を超える参加者があり、糖尿病療養指導士を目指す指導者に長年に亘り研修環境を提供し、その質向上に貢献した。
これらの活動は長きに亘り、一貫性があり、その波及効果も大きく、これらの業績は本賞に値する。