第6回 鈴木万平糖尿病国内賞 受賞者
第6回 鈴木万平糖尿病国内賞 受賞者
受賞者、推薦者及び受賞理由
団体
受賞団体 | 徳島県医師会生活習慣病予防対策委員会糖尿病対策班 |
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業績 | 糖尿病死亡率ワーストワン脱却を目指した糖尿病対策活動の実施とその成果 |
推薦者 | 谷澤 幸生 氏(日本糖尿病学会 理事) |
受賞理由 | 徳島県医師会生活習慣病予防対策委員会糖尿病対策班は、糖尿病死亡率全国第1位を脱却すべく平成16年に組織され、知事と医師会長が共同で「糖尿病緊急事態宣言」を発令するとともに、糖尿病の予防、療養、治療のために考えられるあらゆる方策を講じている。県民への啓発活動や運動療法の普及、保健・医療従事者の知識と資質の向上を目的とした認定医制度や地域糖尿病療養指導士認定事業の推進、また情報共有のための各種医療連携パスの作成などは、地域における糖尿病対策活動の先駆的なモデルとして、本賞に値する。 |
個人
受賞者 | 福井 トシ子 氏 |
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業績 |
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推薦者 | 嶋森 好子 氏(日本糖尿病教育・看護学会 理事) |
受賞理由 | 妊娠を希望する糖尿病合併女性の糖尿病妊娠外来での保健指導や糖尿病合併妊娠・妊娠糖尿病合併妊婦を対象としたマタニティクラスの運営、また分娩時のケアや母乳育児に対する支援を行うとともに、得られたノウハウを書籍にまとめ普及に努めている。周産期の糖尿病看護・助産に係わる研修会の講師や助言・指導を行うことにより、地域のネットワーク形成も支援している。日本糖尿病教育・看護学会の担当責任者として糖尿病療養指導士の資質の向上ための研修会の企画・運営を支援している。これらの業績は、本賞に値する。 |
受賞者 | 立川 倶子 氏 |
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業績 | 糖尿病療養指導における栄養指導の先駆的な実践活動とその活動組織の構築に尽力し、今日の糖尿病療養指導の基盤をつくった |
推薦者 | 武田 倬 氏(日本糖尿病協会 理事) |
受賞理由 | 長年に亘り糖尿病教室や全国で4番目に開始し本年で第43回を迎える小児糖尿病サマーキャンプなどにおいて糖尿病療養指導に精力的に取り組み、鹿児島県糖尿病協会栄養部会を設立したばかりではなく、全国の管理栄養士・栄養士に呼びかけ糖尿病療養指導者育成のための組織構築の求心力となった。一方、委員として日本糖尿病療養指導士認定機構の設立に尽力し、療養指導担当理事を務めた。また、教育者として国内の医療スタッフの育成のみならず、知事の要請によるネパールの栄養士の研修にも貢献した。これらの業績は、本賞に値する。 |