第3回 鈴木万平糖尿病国際賞 受賞者

カール・エリック・モーゲンセン博士が第3回鈴木万平糖尿病国際賞の受賞者に決定しました。
本賞は、糖尿病の研究を通して人類の健康と福祉に寄与した研究者に贈られます。

受賞者及び受賞理由
カール・エリック・モーゲンセン博士
カール・エリック・モーゲンセン博士
受賞者 カール・エリック・モーゲンセン博士
受賞理由 同博士は、糖尿病腎症の分野における長年に亘る広範囲で非常に重要な業績が高く評価されました。特に微量アルブミン尿の発見は、糖尿病腎症の新しい理解に導いたこと、さらに、尿中の微量アルブミンを測定することにより、糖尿病腎症へ進行する可能性を予見できること、微量アルブミン尿を呈する患者群の死亡率が他との比較において有意に高いこと、および血糖値や血圧の厳格なコントロールによってこれらの患者群の予後が著明に改善されることを明快に示されたことなどが高く評価されました。